書籍 ECサイト×ブランディング を読んだ際のメモ
自社のECサイトを立ち上げ、ランディングを行っていくプロジェクトリーダーに向けた一冊。
ブランド・ブランディングとは・・・てきなとこだけメモ。
※プロジェクトリーダーの採用方法や、ツインバード・春華堂との対談なども書いてある
- 作者: フラクタ
- 出版社/メーカー: 宣伝会議
- 発売日: 2017/11/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ブランド
ブランドというと名前やロゴなどが思われがちだが本質はそうではない。 消費者が連想するイメージがブランド。
ブランドへの信頼があれば、少し高くても買うし、同じ品質なら選ばれる。
真のロイヤリティは、ずっと使いたい、人にも勧めたいと思えること。
ブランドの価値は真のロイヤリティの積み重ね。
単なる消費者からブランドに対する深い愛着を持った顧客へ昇華させていくことがブランディング。
デジタル領域ではECサイトがブランディングの中心
アナログ領域では実店舗が中心になるが、デジタル領域ではECサイトがブランディングの中心になる そのためECサイトからブランドを作っていくというのは理にかなっている。
SNS→ECサイト
コーポレートサイト→ECサイト
広告→ECサイト
デジタルとアナログ
どっちも大事。
アナログ(実店舗)は顧客の反応がわかりやすい。 デジタルは数値で追いやすい。(SNSのいいね数etc) また、デジタルを使ったブランディングは数値で示すことができるため経営陣や上司を説得しやすい。
ブランディングは従業員のためにも必要
自分たちのブランドのあるべき姿や、顧客とどのような信頼関係を構築したいかを従業員が語れるようになると、自社の商品を愛せるようになる。そうすると顧客の気持ちが理解した接客などができる。
自分たちが働く会社を好きなら、従業員は楽しく働ける
ブランディングは万能薬
自社のブランドが確立され、ブランディングが進むと、判断がスムーズになるためすべての企業活動が効率化される。
土屋鞄の例
1998年にモール型のECサイトに出店したが、EC サイトとコーポレートサイトのデザインのトーンが統一されず、同じ会社のサイトとは思えないようになる。
ブランドの持っている世界観がズレてしまっていた。
そのため2000年に自社のECサイトを開設し世界観を統一させた。
土屋鞄は長く愛されるシンプルな商品作りを行ってきた、ECサイトが雑な仕上がりではブランドしての整合性が取れない。
おまけ
フラクタ社には昔、職場が一緒だった人がいたりする